イーゴン自治区

EVISBEATSのアルバム「PEOPLE」が良い。特に1曲目の「Beautiful feat. J.B.POE」が素晴らしい。ケイゴイナモトのMVもヤバイ!

2019/12/31 EVISBEATS HIPHOP ケイゴイナモト J.B.POE
2019年12月、EVISBEATS(エビスビーツ)のニューアルバム「PEOPLE」がCDの発売に加えてAMAZON MUSICなどのサブスクでも同時にリリースされた。

年の瀬だ。そろそろ年内に愛聴した数々の名曲を振り返って「2019年オレ内ベスト5」とかを選考しながら夜更かしでもしようと思った矢先のリリースだった。まったく、選考のやり直しだ。


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特に1曲目の「Beautiful feat. J.B.POE」がいい
EVISBEATSは主にトラックメーカーとして活躍しているようなんだけど、ラッパーとしても「AMIDA」という名前でやってるらしい(ウィキペディアで見た)。
今回のアルバムは、トラックメーカー、プロデューサーとして制作してて、ラップや歌は様々なアーティストをフィーチャーしている。
アルバムの最初のトラック「Beautiful feat. J.B.POE」では読んで字のごとく「J.B.POE」という人がラップをしている曲なんだけど、すごく良いのでちょっと聴いてみて欲しい









おわかりだろうか。韓国語と日本語と英語がミックスされたラップだ。
もちろん内容にもよるが、日本語のラップは過度にメッセージが強く伝わってしまったり具体的過ぎて個人的には少し苦手なのだけど、この曲のラップはとても音楽的というか、いい感じの抽象度で耳心地が良くて好きだ。
MVには日本語の字幕が表示されんだけど、その内容も分かる人にしかわからないレベル感がいい。
J.B.POEの声も、揺らぐようにエディットしたトラックにいい感じに馴染んでて好きだ。

VooDooが好きだから
EVISBEATSさんは、たぶん私と同じ年頃だと思う。ディアンジェロが2000年の「VooDoo」でブラックミュージックを再定義したのをジャストオンタイムで体験した世代だと思う。VooDoo以降に作られるHipHopのトラックは宿命的にその影響を受けてしまうわけだけど、その影響を素直な愛情と尊敬をもって吸収し、自らその文脈に乗って作られた楽曲だと思う。好きなもの影響を受けたものを素直に組み合わせて文脈をつなげてゆく態度もHipHop的で好き。

EVISBEATSのブログが泣ける
EVISBEATSさんはブログも書いてて、短い言葉で自分を励まし続けながら日々創作を続けているようだ。「好きなものを作るだけだ」とか「どうでもいいインスタなど見んでいい」とか「俺はやればできる」とか、そういう感じの一言が綴られてて泣ける。
今からちょうど一年前、2018年の最後の記事でこんな事を書いてて、いいなぁと共感した(以下、ブログから引用

今年見た『あん』という映画のセリフで
ハンセン病でずっと病院に収容されていた人生を送っていた樹木希林さん演じる人物のセリフで

:::::::::

私たちは
この世を見るために
聞くために

生まれてきた

だとすれば
何かになれなくても

私たちには
生きる意味があるのよ

::::::::::::

ってセリフがあるんですが、
衝撃受けました。
すべての人間に生きることについて肯定される言葉で
なにかもやもやして日々を過ごしている僕にとって全て許されたような気持ちになりました。



そしてケイゴ イナモトの発見
そして、このMVは静止画のコラージュだけで作られているアニメーションだ。これはアナログコラージュアーティストのKeigo Inamoto(ケイゴ イナモト)という人が作っている。すごく好き。今回始めて知った。良かった。

このMVの他にYOUTUBEで彼の作品を見つけたので紹介したい。こういう感じだ▼








EVISBEATSのこのアルバムは全部好きだけど、個人的には、J.B.POEがフィーチャリングされたトラックが好み。Beautifulのほかにもう1曲あるので、ぜひ聴いてみて欲しい。Pray For Me。











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