【釣り動画特集】道北貧釣サスティナブルの深夜釣りドラマシリーズを紹介したい

2021/09/28
3年前に釣りを始めたきっかけは、YOUTUBEだ。「釣りよかでしょう」だ。これを見て私は釣具屋に走った。
そのころちょうど、初めて家族で釣り堀に行って意外と楽しかったという事もあったり、仲のいい会社の同僚も釣りに興味をもっていたタイミングで、じゃあ、釣り具揃えてやってみましょうか、という感じの流れで釣りを始めた。

インターネットがある時代に釣りを始めるという事はどういうことか。
実際に釣りに行く前に、相当量の事前情報と知識を得ることができるということだ。多分こういうのって、一昔前にはなかなか無かったことで、足しげく釣具屋に通ったり、先輩方に教えを乞うたりしながら情報を得ていたのだと思う。

私は予習の鬼なので、事前にYOUTUBEやSNSやそれっぽいWEBサイトを見漁っては、必要な道具を揃え、釣りメーカーのセールスにノリノリで踊らされながらAMAZONやら楽天やらで散財することになる。

まあいい。今日はちょっと「釣り動画」について話したい。

冒頭に書いた「釣りよかでしょう(※以下、釣りよか)」というYOUTUBEチャンネルは、釣り業界では超有名超人気ユーチューバーだ。
2015年くらいからやってるのかな?私が最初に見たのはコレ。

▼釣りよかでしょう




もう6年くらいやってて、今では相当成功しているみたいだけど、最初のコンセプトは「釣り素人の3人が本当の釣りバカになるまでの記録」みたいな感じで、結構な手作り感でラフな印象。釣りのやり方も手探りで、トライアンドエラーを繰り返しながら、わいわい楽しく釣りをおぼえてく感じ。「これぞ、釣りユーチューバー」っていう感じ。
昔テレビで「ウンナンの気分は上々」という番組があったが、その手法を取り入れて「水曜どうでしょう」が生まれ、そのどうでしょうのチルドレンのひとつがこの「釣りよか」と言っていいと思う。そういう流れがあると思う。



これが今現在の「釣りユーチューブチャンネル」の王道的なスタイルなんじゃないかと思う。私も普通に好きだ。

王道という本流があるところに傍流が流れているように、「釣り」というモチーフを扱った動画コンテンツにも、多様なバリエーションがある。


例えばこういうYOUTUBEチャンネルがある。

▼日本小物釣り日本代表(現在のチャンネル名は「マイクロアドベンチャす」)




このチャンネルの動画は「上品」。デザインされている。
画の撮り方も編集のつなぎ方、音のチョイス、テロップに出る言葉にも繊細なこだわりが感じられる。

個人的な意見ではあるが、傾向として、釣り好きの人っていうのは、いわゆる「男の子的」な感じが強くて、どことなくヤンキー文化であるとか、バイクや車を改造するのが好きな種族と通底する匂いがある。私はそれが苦手だし嫌いだ。なぜか?ダサいからだ。あくまでも個人的な価値観である。釣り人はダサい。

しかし、この「マイクロアドベンチャす」は好き。おしゃれで上品。ダサくない釣りってあるんだな、と、このチャンネルの動画をみて思う。私もこういう感じで釣りがしたいものだと今も思っている。


▼釣魚探訪


このチャンネルも「マイクロアドベンチャす」に雰囲気が似てて好き。
スポーツ感、ヤンキー感、ギャル感が無いのが好きなんだろうな私は。



さあ、ここからが本題だ。



「道北貧釣サスティナブル」というチャンネルがある。
「道北貧釣」というブログがあって、その媒体のバリエーションとして、ツイッターやユーチューブに展開したという感じだろう。

まず、この動画を観てほしい。私が彼のチャンネルで最初に見たのはこの動画だった。
このオープニングのSHŌGUNとかヤバすぎる。



これはなんだ?
釣り動画なのか?

虚実が入り混じるドラマ仕立ての動画。終始「俺の人生はクソだ」というモノローグを垂れ流す、チャールズ・ブコウスキーようなしみったれたノワールな世界観。なんなんだろうこの人は。自分の生活とその中にある「釣りという趣味」の描き方がハードボイルド。表現の仕方もカットアップ、コラージュ、ヒップホップ的な手捌きがある。

ドラマ仕立てになってる動画ばかりではないが、特にこのドラマ動画の作り方やオープニングのタイトルバックの作りが非常に面白い。単純に私のツボだというだけかもしれないが、かなり好きである。

↓これ、男たちの挽歌のカットアップがヤバい。チョウ・ユンファ最高。




この↓オープニングはペットショップボーイズ。最高だ。





↓このオープニングはシュレン・ザ・ファイアとか、痺れるね。




こういうのがあるのだ。こういう人がいるのだ。それがとても嬉しい。

きっとこの道北貧釣の人は、もともとこういう編集センスと技術を持っていて、その発露に至ったテーマが「釣り」だったというだけなんじゃないかと思っている。

何が面白いのか、何にピンと来たのか、上手く正確に記述できる自信はないけども、何かとても共感するところがある。




何かを語りたい。語らせてくれさえすればうまくやれる。いつだってうまくやれた。
我々は語る。語り掛ける。語らせてほしい。
しかし、何を語るのか?語るべきものなんて、もうなにもないかもしれない。
じゃあ、魚釣りの事くらい、語らせてほしい。


私はこういった釣りの動画を観ていて感じるのは、
ああ、表現のモチベーションなんてこんなもんだろうと思っている。素晴らしい。






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