登山家ニルマル・プルジャのとんでもない偉業とグルカ兵とシェルパのこと

2022/01/02

ネットフリックスで「ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家」というドキュメンタリー映画を観た。

年末にマーベルのアベンジャーズシリーズとかウォーキングデッドの最新シーズンとか韓国ドラマの「地獄が呼んでいる」などの、フィクションで作り物のスゴイ映像を立て続けに観てお腹いっぱいになっていたので、たぶんその反動で自然のリアルな映像が観たくなり、なんとなく「山とか登るやつ」を選んで観た次第。





ドキュメンタリー映画は、実在する未知の世界を知るきかっけを与えてくれる。
シンプルに、あー、こういう人がいるのか、こういう価値観があるのか、という驚きがある。

それが希望に満ちたものであれ、絶望的な悲劇であれ、大なり小なり感動はある。




この「ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家」に記録された映像は、このニルマル・プルジャというネパール人の男が成し遂げた前人未到の偉業だ。この地球上で標高8000m以上の山は14峰。それを半年で全制覇した過程が記録されている。


<この作品を通じて初めて知ったこと>

・ネパール山岳民族で構成されるグルカ兵という戦闘部隊
・シェルパと欧米登山家との軋轢、トラブル


私は、山登りについて、なんにも知らない。無知である。
この作品を観て思ったのは、文化、競技でありビジネスでもある「登山」を通じて、長きにわたる欧米とアジアとの関係性、ネパール人の民族性や尊厳について、その一端を垣間見ることができて、とてもよかった。


メモ:70点



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