機械の声とベジェの絵で電気羊の夢は見れるか

2022/02/11
マイクロソフトofficeのWordに搭載されたテキスト読み上げ機能の声のバリーションは3タイプ。

「イチロウ」と「ハルカ」と「アユミ」だ。

便利なもので、テキストの読み上げツールのようなものは、無料のものがいくらでもあるし、PCやスマホやタブレットの中にも最初から入っている。最近では、自分の声を何度も聴かせることで、自分とそっくりな声色を再現するアプリなんかもある。なんならボーカロイドもあるし、それの廉価版みたいなのもいっぱいある。


声を聴かせてくれ。


絵を連続して切り替えることで、それがまるで動いて見えるという「目の錯覚」を楽しむのがアニメーションなのだと思うが、やはり、そこに音を付け加えると、ぐんとその錯覚感が増す。最初からそんなものは存在してないのにもかかわらず、臨場感というか「そこにある感」が突然現れる。


機械で生成された「人の声」の異様さ、まあ、言い換えれば彼ら(機械)の不器用さともいうべき発音とフロウ。それが独特の方言のように聞こえて、なんだか逆にぬくもりすら感じてしまう。これはこれでいいんだろう。

そんな中でマイクロソフトの「アユミ」が良い感じの訛り感だったので、この声を我がベジェ曲線に吹き込もうではないか。

taimurain.jpg


あらかじめ作っておいた、スマホで電話する女のアニメーションに、「アユミ」にしゃべらせた音声データを乗せて編集。

アユミにしゃべってもらう内容は、できるだけ人間臭くて生臭いものがいい。貸した金を返してもらう催促、のような内容がいい。ちょっとキレ気味に作る。


こんな感じだ


意外といい。思ったよりも気持ち悪くなった。いい意味で。

これで、結構いろんなことができるようになったと思う。


ちなみに、アユミにしゃべらせた内容はこれだ。

このテキストをそのまま読ませている。

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あの、うん、あのね、先月かした、おかね、今日かえしてよ。

いちまんえん。一万円。いーちーまーんーえーんー。

すぐかえすって、いってたじゃん。

きょう、かえしてよ。ねえ。

いるのよ、おかねが、きょう。

いちまんえん、必要なの。きょう。

あしたじゃ、むり、むりむり。きょう。いま。いーまー。はーやーーくー。

きーてーよ。これから。そう。いま。

え、うん、ごせんえん? とりあえずごせんえん?うん。

え、だめだめ、え、だめだめ。だーめ

いちまんえん。一万円。いーちーまーんーえーんー。