知らない事は本とか買ってすぐにインストールすれば解決。

2022/02/12


もともと根が真面目で努力家の私である。このような書籍を買い求め、アニメーション映像の作り方を学んでいる。

芸術表現などという事を考える前に、言語として映像を理解したいと思ったからである。

どのような空間に何をどうを配置したらどういう印象(意味)になるのか。画面のレイアウト、視点、距離感など、組み合わせのバリエーションは無限に存在するわけだが、そういうのってさ、絵画の歴史、写真の歴史、映像の歴史を積み重ねてきた人類様の事だから、きっと「テンプレ」というか「記号化」されているはず。そのような定型化された「記号のボックスセット」のようなものをまるごとインストールしてしまったほうが、映像の作法を覚えるには手っ取り早いと思うのだ。

なので、本を買って読むのが手っ取り早い。


こういう風に考えてみると、日本の歌舞伎とか浮世絵って、非常に優れた映像言語だなぁと思う。

複製・量産・継承。つまり、再現性を考慮して緻密に組まれたフォームのように思える。

「型」が表す意味や概念があり、それを再現するためにパーツごとに様式化された「技術」がある。


「これをこうやって、こうすりゃ、〇〇〇に見えるっしょ?」

「わぁ、ほんとだすげー。」


「これとこれを、こう並べたら。〇〇〇っぽい感情に聞こえるだろ?」

「おー、聴こえる―。不思議―。」


このような事の積み重ね。
こういう発明と感動と再現の繰り返しが、クリエーターが人類に対してやるべき仕事だよなー。

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