おじさんのエンド・オブ・ザ・ロード#01
2023/10/17

男性は一生のうち「おじさん」である期間がもっとも長いのではないか?ワカシ→イナダ→サワラ→ブリ、という具合に、男性も成長過程で呼び名が変わるとしたら、いつからいつまでがなんなのかをざっくり把握してみよう、と今朝思い立って調べてみました。
私は40代男性。「おじさん」を自認している者です。そんな私が「おじさん」について考えました。
私は40代男性。「おじさん」を自認している者です。そんな私が「おじさん」について考えました。
ジェンダーのバリエーションとして、成長過程でお姉さんやおばさん、あるいはノンバイナリーを自認するにいたるケースもあろうかと思いますが、この記事では、私が属する性自認において深堀しているので、その点はご容赦ください。
我が国日本の厚生労働省の「若年者雇用」の定義において15歳から34歳までを青年層であり、「若年者」としていました。
また、経済産業省による「若年層の消費行動」の調査対象を、34歳以下の世帯主としています。
どうやら、なんとなくですが、若者って「34まで」っぽいですね。
男性における「青年(お兄さん)」というのは、上記のモノサシで区切ると、15歳から34歳となります。という事は、ざっくり14歳以下は「少年」で、35歳以上は「おじさん」ってことになるのではないでしょうか。
おじさんは35歳から。
という事にしましょう。一旦ね。
35を過ぎたらいつまで「おじさん」でいられるのでしょうか。
調べたところによると、我が国の内閣府は、40歳から64歳までを「中高年」と定義しています。
また、WHO(世界保健機関)は、65歳以上を「高齢者と定義しています。
という事で、ご意見いろいろあるかと存じますが、こうなります。
- 0〜14歳までが「子供」(14年間)
- 15〜34歳までが「おにいさん」(20年間)
- 35〜64歳までが「おじさん」(30年間)
- 65歳以上が「おじいさん」(約15年間)
おじさん期が一番長いです。
最新のデータによれば、日本人男性の平均寿命は81歳という事なので、計算すると、男の人生は37%が「おじさん」です。
我々「令和のおじさん」は、昭和のおじさんはもちろん、平成のおじさんの後ろ姿さえもロールモデルにする事は難しいでしょう。世の中は随分変わりましたからね。
冒頭で触れた「ジェンダーの多様性」というのは、きっと昔から多様だったのではないかと思いますが、パブリックな仕組みにおける「ジェンダー・フェアネス」みたいなものを実現しようぜ、というのが我ら人類の課題です。こういう社会課題に対して、私は今「おじさん」のまま、どうするのが良いかを考えたいと思っています。私は女性にもクィアにもノンバイナリーにもなれそうにないからです。
社会的に「おじさん」は、マジョリティです。席を譲る側の人間です。
ゆえに、ジェンダー的社会課題を解決する主体は、「おじさん」だと思っています。
私は、おじさんをどう生きるか。
今回は「おじさん」を年齢を軸に日本での定義がどうなっているかをまとめてみました。
次回は、ライフスタイルについて掘り下げてみようと思います。
◾️名曲レコメンド
ボーイズⅡメン「エンド・オブ・ザ・ロード」