陰謀とともにある暮らし

2024/01/05
歳をとった親が陰謀論や都市伝説にハマってしまい、まともに話ができない。というお悩みをSNSで見た事がある。これは痛ましい。新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった頃にこういうのが結構増えたらしい。

陰謀論や都市伝説が大好物な私は、このようなシリアスな展開になると肩身が狭い。


Aだと信じてたものは実はBかもしれない。調べてみたら、やはりそうらしい。信じ難いが、その証拠がこの資料である。
→「うわー!ホントかよすげー!」


これである。

たぶんこれでドーパミンが出る。
中毒性もあると思う。
そして私もその中毒者だと思う。

昔フジテレビで「トリビアの泉」という番組があり、私はそれの大ファンだった。皆が「へぇー」と驚くような「面白い雑学」を紹介する番組だった。

テレ東の「やりすぎ都市伝説」もずっと好きだ。
これは、ちょっと怖いオカルトっぽいものが多い。


「トリビア」と「都市伝説」。何が違うのか?
基本的には同じだと思うけど、違いがあるとすれば、オチが怖いか怖くないかの違いかな?と思う。
では、共通していることは何か?
それを聞いたあとに誰かに言いたくなる、という点だと思う。

ああ、誰かに言いたい。そして、「うわーホントかよすげー」と言われたい。
で、誰かに話してドーパミンが出る。相手も出る。聞いて出る、話して出る。
もう中毒である。


陰謀や都市伝説やトリビアは面白い。
信じていた世界の表面の一部が剥がれて、下地のようなものが見える。そこからさらにガリガリと引っ掻いてゆくと、どんどんと剥がれて下地が丸出しになってゆく。そんな気持ちよさがある。


9.11は自作自演である。3.11は人工地震である。あのパンデミックは人為的なものだ。この国の政府は別の組織に乗っ取られている。宇宙人もUFOもある。霊界はある。前世も生まれ変わりもある。ほら、あなたのオーラは紫色だ。スプーンも曲がった。キリストが復活した。ジョン・レノンも生き返った。悪魔崇拝者が子供たちを連れ去って行く。TVや新聞は全部ウソだ。地球温暖化もウソだ。この世界はVRで本当のことなんて何も無い。ちなみに私は未来人で、2026年にみんな死ぬ。


とまあ、テーマやトピックはいろいろある。フェイクかファクトなんてどうでも良い。刺激的であればいい。そういうものだ。信じるか信じないかはその人次第。

もはや、なにが本当でなにがウソかなんて、直接的に渦中で体験しない限り、本当にはわからないんだから、つまり、自分が認知した世界が存在するだけなのである。仏教哲学でいうところの唯識というやつであり、シュレディンガーの猫、量子力学である。

なので、株価だけを信じて生きてもいいし、マヤの予言だけを信じて生きてもいいと思う。

ただし、エプスタインの顧客リストに載るような変態共は許さん。