ピュアさ

2009/02/04
ヘンリー・ダーガーやモートン・バートレット。
彼らのように、完全に自分のためだけに創作活動を行い、死後になって発見され、アートとして高く評価されるというケースがある。

これには深く考えさせられる。

北京五輪の陸上競技で完全に手を抜いて走って金メダルをとったジャマイカ人ランナー。
彼をみたときも感じたのだが、彼らを見ていると、
我々は、なんて浅ましく貧乏くさい価値観の中で生活しているのだろうか、と思う。

社会的な成功や利益獲得が目的となり、その衝動的でピュアな原動力が、ただの手段になっちゃうと、なんだか美しさを鈍らせる。

いっそ手段を選ばず「モテたい」という初期衝動で銭ゲバになったほうが美しい。
メイク・マネー。

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