イーゴン自治区

府中にて

2009/09/06
今、府中の免許センターの待ち合いベンチにて書いている。

引っ越ししたまま放っておいた住所変更の更新に来たのだ。
ちょうど妻も運転免許の更新のタイミングだったので、連れだってやって来たというわけだ。
私が東京で生活する上で、車を運転する必要はない。まず、車が無いし、そもそも私は運転がドヘタなので、もはや自動車というものはいらない、といってしまってもいいだろう。

そうした場合、私の免許は一体なんだ、という事になるのだが、まあ、社会生活を営む上で必要なIDカードという位置付けで結構だ。

社会において、IDを持っているということは、どういう事だろうか。
例えば私がいかほどに口をつぐんで、無個性なシジミやアサリといった、いわば、ありふれた貝のような人生を過ごしていたとしても、このIDがあれば、私はどこの何者かという、いわゆる「個性」というものが、客観的に識別されるのである。
過去の経歴や過ちも含めて。

なるほど、こいつが「私」なのだ。

自己実現は、免許センターにあり。

なんて、今これを書きながら、まだ妻の講習が終わるのを待っているのだが、まだあと30分くらいかかりそうだ。

地下の食堂は、お昼どきで混んでいる。

外の教習コースでは、バイクの講習中だ。
真っ青に快晴の空の下、ブンブンとうなり声を上げながら、6台のバイクか一列に連なり、コーナーを右に左に駆け抜けてゆく。
彼らが着ている揃いの黄色いベストのせいか、まるで花の周りを飛び回るミツバチの群れのようだ。

最後尾のハチが、少し群から遅れていた。


ベンチが混んできて、あばあちゃんが座りたそうに腰をさすっていたので、百点の微笑みで座席をゆずり、喫煙所に移動。


移動中。

一服していると、五人くらいの若い女の子の集団が、前を通りすぎた。
皆、一様に肩を露出させ、ミニスカートかホットパンツだ。

まぶしいぜ。

一番後ろの娘は、マツコデラックス。

そろそろ、妻の免許も更新される頃だろう。

新しい写真が、見ものだ。

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