井の頭線!ロック!トランスフォーム状態!
2007/06/26
同僚と一杯引っ掛けて終電の井の頭線。
0時17分の吉祥寺行きは乗車率1000%。
井の頭線、君は1000%。
少し待ってもいいから座りたい。
ホームに並ぶ先頭の老夫婦の後ろに立つ
これで座って帰れそうだ。
私の隣にはピンクのタンクトップの巨乳女。
大きなバッグを背負い、旅から帰ってきたのか
これから旅に行くのか。
「ピンクの巨乳が旅に出る。」
なんとも楽しそうではないか。
そんな雰囲気を横目でチラ見つつ
ipodからはブルーハ-ツ「トレイントレイン」。
栄光に向かって走る♪
あの列車に乗ってゆこう♪
はだしのままで飛び出して♪
あの列車に乗ってゆこう♪
「hi! How are you? Where do you go?」
サミュエル・L・ジャクソンによく似た黒人が、
ピンクの巨乳を口説いている。
左手にスターバックス。
右手に「じゃらん」。
黒:「ブッチャケ、ワタシ、コワイ?」
ピンク:「(愛想笑い)」
黒:「ワタシ、コワクナイヨ!ドコイクノ?」
ピンク:「(愛想笑い)」
黒:「シーモキータ?」
ピンク:「no.」
黒:「メーダイマエ?」
ピンク:「no.」
黒:「吉祥寺?」
ピンク:「(愛想笑い)」
『吉祥寺』の発音は完璧。
ピンクの巨乳女も和やかに笑う。
あぁあ、ヤられちゃうんだろうなぁ。
1番線に電車がまいります。
黄色い線の内側に下がってお待ちください。
私は運良くドアのすぐ脇の座席の座った。
真向かいにピンクの巨乳、その隣にぴったりと黒人。
まだ、口説いてる。
やはりこの車両も、乗車率1000%
君は1000%。
私の隣にはスタイルのいい女
緑のワンピース。黒い髪。
私の隣に座っているのに
完全に90度私に背を向けて、
そのまた隣の男としゃべっている。
愛について。
男「誰かを愛するには自分を愛するんだ。」
女「どうして。」
男「誰かのために自分を犠牲にしちゃだめさ。
自分を愛することで世界は変わるんだ。
頑張っちゃ駄目だよ。自由になるのさ。
こういう考え方をすれば、きっと良くなる。
でも世界はそういう方向に動いていない。
愛するということを勘違いしてるんだ。
それが今の世の中なのさ。」
話の内容はさっぱりわからなかったが、
この男、なかなかいい声をしている。
宗教にハマッて行く人間の過程を
間近で観ているような気持ち悪さ。
でも女は、ナイスバディ。
傍らのドアの前
糸をちょん切られた操り人形みたいになった
酔った大学生がガクンガクンと大暴れ。
目は半分白目状態。
井の頭線ロックトランスフォーム状態。
メーダイマエ
メーダイマエ
隣のジョン&ヨ-コ、下車。
俺の前を通り過ぎるジョンの顔を見てやれ!
ううむ。
マギー四郎にクリソツ。
イマジン失敗!
一方、前のピンクの巨乳と黒人。
黒人の持ってる「じゃらん」を二人で読んでる。
「ピンクの巨乳が旅に出る。with黒人」
この時点で、なんかもうハード・コア。
グデングデンとはこういうことだ。
と、白目の大学生。
何があったか知らないが、
お前は、あれか、
昔ヤクザ映画で観た、シャブ中の川谷卓三か。
栄光に向かって走る♪
あの列車に乗ってゆこう♪
はだしのままで飛び出して♪
あの列車に乗ってゆこう♪
いい奴ばかりじゃないけど♪
悪い奴ばかりでもない♪
永福町を過ぎたあたりで、川谷卓三、アウト!
両手首をつり革に引っ掛けたまま、
ゲロゲロゲロゲロゲロ!!
蜘蛛の子を散らすようにドーナツ化現象。
その中心には、キリストみたいにぶら下がった
白目の殉教者。
「吉祥寺。」
不意に、黒人の正しい発音が聞こえた。
でもここは西永福。
私はここで降りるが、列車はまだ止まらない。
トレイン、トレイン走ってゆく。
トレイン、トレインどこまでも。
いや、吉祥寺までか。
0時17分の吉祥寺行きは乗車率1000%。
井の頭線、君は1000%。
少し待ってもいいから座りたい。
ホームに並ぶ先頭の老夫婦の後ろに立つ
これで座って帰れそうだ。
私の隣にはピンクのタンクトップの巨乳女。
大きなバッグを背負い、旅から帰ってきたのか
これから旅に行くのか。
「ピンクの巨乳が旅に出る。」
なんとも楽しそうではないか。
そんな雰囲気を横目でチラ見つつ
ipodからはブルーハ-ツ「トレイントレイン」。
栄光に向かって走る♪
あの列車に乗ってゆこう♪
はだしのままで飛び出して♪
あの列車に乗ってゆこう♪
「hi! How are you? Where do you go?」
サミュエル・L・ジャクソンによく似た黒人が、
ピンクの巨乳を口説いている。
左手にスターバックス。
右手に「じゃらん」。
黒:「ブッチャケ、ワタシ、コワイ?」
ピンク:「(愛想笑い)」
黒:「ワタシ、コワクナイヨ!ドコイクノ?」
ピンク:「(愛想笑い)」
黒:「シーモキータ?」
ピンク:「no.」
黒:「メーダイマエ?」
ピンク:「no.」
黒:「吉祥寺?」
ピンク:「(愛想笑い)」
『吉祥寺』の発音は完璧。
ピンクの巨乳女も和やかに笑う。
あぁあ、ヤられちゃうんだろうなぁ。
1番線に電車がまいります。
黄色い線の内側に下がってお待ちください。
私は運良くドアのすぐ脇の座席の座った。
真向かいにピンクの巨乳、その隣にぴったりと黒人。
まだ、口説いてる。
やはりこの車両も、乗車率1000%
君は1000%。
私の隣にはスタイルのいい女
緑のワンピース。黒い髪。
私の隣に座っているのに
完全に90度私に背を向けて、
そのまた隣の男としゃべっている。
愛について。
男「誰かを愛するには自分を愛するんだ。」
女「どうして。」
男「誰かのために自分を犠牲にしちゃだめさ。
自分を愛することで世界は変わるんだ。
頑張っちゃ駄目だよ。自由になるのさ。
こういう考え方をすれば、きっと良くなる。
でも世界はそういう方向に動いていない。
愛するということを勘違いしてるんだ。
それが今の世の中なのさ。」
話の内容はさっぱりわからなかったが、
この男、なかなかいい声をしている。
宗教にハマッて行く人間の過程を
間近で観ているような気持ち悪さ。
でも女は、ナイスバディ。
傍らのドアの前
糸をちょん切られた操り人形みたいになった
酔った大学生がガクンガクンと大暴れ。
目は半分白目状態。
井の頭線ロックトランスフォーム状態。
メーダイマエ
メーダイマエ
隣のジョン&ヨ-コ、下車。
俺の前を通り過ぎるジョンの顔を見てやれ!
ううむ。
マギー四郎にクリソツ。
イマジン失敗!
一方、前のピンクの巨乳と黒人。
黒人の持ってる「じゃらん」を二人で読んでる。
「ピンクの巨乳が旅に出る。with黒人」
この時点で、なんかもうハード・コア。
グデングデンとはこういうことだ。
と、白目の大学生。
何があったか知らないが、
お前は、あれか、
昔ヤクザ映画で観た、シャブ中の川谷卓三か。
栄光に向かって走る♪
あの列車に乗ってゆこう♪
はだしのままで飛び出して♪
あの列車に乗ってゆこう♪
いい奴ばかりじゃないけど♪
悪い奴ばかりでもない♪
永福町を過ぎたあたりで、川谷卓三、アウト!
両手首をつり革に引っ掛けたまま、
ゲロゲロゲロゲロゲロ!!
蜘蛛の子を散らすようにドーナツ化現象。
その中心には、キリストみたいにぶら下がった
白目の殉教者。
「吉祥寺。」
不意に、黒人の正しい発音が聞こえた。
でもここは西永福。
私はここで降りるが、列車はまだ止まらない。
トレイン、トレイン走ってゆく。
トレイン、トレインどこまでも。
いや、吉祥寺までか。