ボックル

2008/06/11
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ!」

と、ハムレットの一節からはじめてみました。

さて、鼻がソワソワするときは、決まって鼻毛がそよいでいるものですが、
人知れず、そっとその存在を確認しようと、えいやぁ!と、やってみるも、
まったくの空振りというときが、まま、ある。

存在の不確かなソワソワを気に掛けながら
鼻を、ああでもなく、こうでもなく、と、さすったりつまんだりしていると
やがてその鼻は、真っ赤になりますな。

それでもなお、何かの気配が消えない。
たぶんこれは、鼻の穴に住む、小人とかコロボックルとかの仕業だね。

鼻ボックル。

このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。

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