小指の爪

2007/08/25
仕事帰りに、新卒4ヶ月の若手社員と帰路を共にした。
特にどうと言う訳ではないのだけど、話の流れで、

「仕事って、何かね?」

と、田中邦衛に誠意を問う菅原文太のようにつぶやいてみた。
するとその若手は

「小指の爪を切るようなもんですよ。」
と、きた。

なんのことやら意味がわからない。
どういう意味か聞こうかとも思ったけど、
わからないものをわからないままにしておくのも良いな、
なんて思ったので、

「それ以上言うな!」

と、彼の話をとめて、急いでにエッチな話に切り替えた。

・・・

「仕事とは 小指の爪を 切るようなもの」

味わい深いサラリーマン川柳である。
今になっても全然わからないが、そこがまたいい。

知らないこと、わからないこと、
それをそのままにしておく怠惰な勇気。

「君は、惜しいんだよね・・。」
と、言われても、理由を聞かずそのままにしておく勇気。

なんだコレ、寸止めプレイかよ。
いや、放置プレイか。



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