イーゴン自治区

「明るい部屋」を読んで

2009/10/08
平民新聞の「明るい部屋」をご紹介したところ、結構反響がありました。

私も相当グッときましたが、みなさんにも深く刺さったようですね。

いつかもらったプレゼントの箱を開けずにいると、
日増しにそのフタをあけるのが何故か怖くなって、
実際にプレゼントが入っているのかどうかすらも疑うようになって、
しまいには、「最初から入っていなかったのだ。」なんて思って、
あけないまま放っておいてしまう事がある。

箱の中身に何が入っていたのかなんて、
フタをあけてみれば済む事なのに。
でも、それが出来ないって事が、結構ある気がする。

そんな箱、どうしたらいいんだろうか。
いっそ捨ててしまえればいいのだけれど、
やっぱり、素敵なプレゼントが、腐らずに入っているかもしれない!
って、思って、捨てられずにいる。

そもそも、捨てる必要なんてないんじゃないか?
なんて、3日に1回くらいのペースで考え直してみたりする。

そうしていると、どんどんフタがあけられなくなる。
どうしたもんか。

誰かに託してみるのはどうか。
後継者に引き継いでみるというのはどうか。

「私がもらったプレゼントなんだけど、君にもらって欲しいんだ。」と。

そのときは、いわば『マイ後継者』が必要だ。
『マイ後継者』という存在がいるといい。あとはそいつに任せる、と。
なんだかちょっと切ない気もするけれど、何もしないよりはずっと素敵だ。

部屋がスッと寂しくなる。それが、結構怖いんだけどね。

誰かに何かを伝えてゆく事の根底にある感情って、
ひょっとして、こういうものなのかもしれない、と、思うのだ。
思うのだよ。

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