秀吉の枷 [上]
2009/10/14

枷。
これ、「かせ」って読むんだね。ひでよしのかせ。
こういうのは、歴史小説というジャンルになるんでしょうか。
今日本屋で、こいつを買ったんですが、あわせて「鬼平犯科帳」も買った。
読書のシーズンかな、と、思いましてね。
今までの私は、なんだか格好つけた本ばかり読んでいた気がするので、
この秋は、こういう時代物のチョンマゲ小説ばかり読んでやろうと。
本気である。
「鬼平」は文庫で24巻くらいまであるし、
この「秀吉の枷」は上・中・下だ。
こいつ等の後には、幕末ものに取り掛かるつもりである。
「翔ぶが如く」と「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」に、順に取り掛かる。
人生における教養の余白。私にとってそれは日本史だ。
戦国時代や江戸時代、とか。全然知らない。
考え方によっては、この余白はこれからの楽しみが残っているという事だ。
デザートであるのだ。
例えば、「エヴァンゲリオン」をまだ見たことの無い人が
まさに今日、Vol.1のDVDをビデオ屋で借りてきた!という、うらやましさか。
今日買った「秀吉の枷」、これねもう既に結構面白い。
まだ全然序盤なんだけど、面白い。
「枷」の意味が、ほほう、そういう葛藤ね、、という匂いが既にしている。
進捗は、随時ご連絡いたします。

ちなみに「鬼平」は、まだ一行も読んでない。ストーリーもキャラクターも、全然予備知識なし。
藤田まこと?みたいな。はぐれ刑事?みたいな。ちがうな、中村吉右衛門だったかな?
とか。そんな感じ。
そんな感じ。