やつらの足音
2009/10/30

何年ぶりにかでも、不意に「いま暇?」と電話があり、
こっちもつい「暇。」と、答えてしまうような関係がある。
誘うほうも誘われるほうも、暇なわけが無い。そういう歳だ。
夜中のカフェで、我々は、世界の陰謀や、矢沢栄吉や、一連の卑猥な余談を
テーブルに広げる。
haarpは世界人類をコントロールしているようだが、
私は自分のスケジュールすらコントロールできないでいる。
また次に会うのが3年後だとしても、
やつらが用もなく、こっちの都合も知らずに、「暇?」と電話を鳴らしてくれたら
きっとそのとき、私は「暇」なのだ。