ピロスマニとレンピツカ
2009/11/05

昨日、ブックオフ吉祥寺店でディグしていたところ、なかなかいい掘り出し物を発見したので、ここでみなさんにご紹介したいと思う。
購入したのは上の写真。2冊の画集だ。合計700円也。
両方ともはじめてお目にかかる作家さんの画集だった。

↑まずはこちら。おそらくロシアの画家だ。ロシア語でかかれていたので不明。
一生懸命解読した結果、ニコ・ピロスマニという画家のようだ。
グーグル様で調べたところ、ウィキペディア様に詳細が載っていた。
「19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したグルジアの画家。」だそうだ。
どこだよ、グルジアって。
ともあれ画風が気に入っている。
素朴でイノセントでありながら、なにやら社会主義国的な重さがある。
一筋縄では行かない奥深さとおかしみを感じる。
右の鹿の絵は100円ショップで額を買ってきて、部屋に飾る事にしよう。

↑続きまして、もう一冊。こちらもはじめましての画家。
タマラ・ド・レンピツカ、というポーランド人の女性画家らしい。
キュビズムの影響を受けた、アール・デコ調の画風だ。
肖像画が多く、女性をモデルにした官能的な作品が多く見られた。

しかしながら、裸婦の肖像画が多い中、カラー(花)の静物画が
一際目を引いた(上の写真左)。
これも100円ショップで額を買ってきて、部屋に飾る事にしよう。
画集2冊と額2枚で合計945円(税込)。
私はこのようにして、安上がりに上質な文化にめぐり合うのだ。
めぐりあうのだよ。ケヶヶヶ。