デス・プルーフ

2009/12/31
この間、レンタル屋で借りたタランティーノの映画DVD「デス・プルーフ」がめちゃくちゃ面白かったので、お正月に退屈するであろう皆さんに、是非ご紹介したいと思います。




タランティーノファンのくせに、すっかり見逃してしまってて「まあいいか」みたいな感じになってたんですが、今やってる「イングロリアスバスターズ」を観る前に、一応観とこうと思って、何気なく観たんですがこいつが名作でした。

私は、劇中の会話がユニークな映画が好みなので、無駄話や小ネタやウンチク話がたくさん出てくるとうれしいのです。となれば、やはりタランティーノが真打ちでしょうよ。
そういう部分でいうと、ゴダールも好きだし、ジャームッシュも好きだ。三木聡もいい。

タランティーノ作品で、私が一番好きなのは「フォールームス」の第四話「ペントハウス ハリウッドから来た男」だったりするんです。これは本当にタイトで好きですね。タランティーノらしさが100%でてるとおもいます。
なんか、松本人志の「すべらない話」で、宮川大輔の話ってあるじゃないですか。ああいうエピソードを映像化したかんじの面白さっていうか。ちょっと変態的で、ちょっとバイオレンスもあって、で、話としてはオチている、そんな短いエピソード。

大まかに言ってしまえば「デス・プルーフ」もそんな感じ。
おしゃべりがほとんどだけど、あの長くて「無駄」とも思えるすべてのガールズトークが、あのラストの「踵落とし」のただ一点に向かって集約される加速感は最高に気持ちいい。

是非観てみてください、おすすめです。
正月の倦怠感あふれる午後とかに観るといい感じかもしれないですよ。

Comments 2

コメント、まだ無し。

越前

タイトルなし

持ってる。DVD。
同じB級映画へのオマージュシリーズのプラネットテラー、ロバートロドリゲスDir、こいつがやばすぎて印象薄い。

2009/12/31 (Thu) 16:24

イーゴン

>越前

プラネットテラーは観ていない。
プラネットテラーは、観ていない!

2009/12/31 (Thu) 17:10




投稿フォーム