「デザイナーに権限を!」購読数を100%まで回復させたポーランドの新聞デザイナー、ジャチェック・ウツコのプレゼン

2010/03/06 ジャチェック・ウツコ デザイン 新聞
例えば、地球の温度が1℃上昇すると、その増えた1℃の一番熱い地域では新しい生物がうまれる。また、一番寒い1℃ので生きていた生物は行き場を失い、滅んでゆく。

新しいアイデアや技術の誕生は何をもたらすか。新しいクリエイションや新しいコミュニケーション、新しいビジネスを創造する。そして同時に「古さ」というものも産み出す。

インターネットと新聞。
インターネットは新聞などの紙媒体に「古い」という価値観を産みつけた。

新聞や紙媒体は明らかにジワジワと死んで行っている。新聞自体の何かが変わったというわけではない。むしろ、創意工夫を凝らした必死の試行錯誤が見て取れる。「死んで行っている」という表現はあくまでもビジネスとして、という事ではあるが、事業として成立しなければコストがかかる紙の媒体は死んでゆく。
しかもそもそも今の紙媒体は世界の森林を犠牲にして来た歴史を背負っているが故に、環境保護意識の向上という、人類の新しい価値観の前に身動きがとれない状態である。

そんな「古い」新聞をデザインの力とアイデアで生まれ変わらせたケースがある。ポーランドの新聞デザイナー、ジャチェック・ウツコは東ヨーロッパの新聞をリデザインし、購読数を100%まで回復させるという驚異的な事例を作った。

▼そのジャチェック・ウツコのエキサイティングなプレゼンはこれだ!



「デザイナーに権限を!」感動的。

クリエイティブを自認している全ての人達、
あなた達の仕事は「造形」じゃない。
「価値」を生み出すことなんだぜ!

Comments 1

コメント、まだ無し。

マッキィ

感動したぞ!!!

物を運ぶ事の価値が早さだとしたら車は電車に勝てないし、飛行機に勝てない。

情報を得ることの価値が早さだとしたら紙はインターネットに勝てない。

でもそうじゃない事はいろんなことに言える。 車を物を運ぶ道具と考えない。 紙も何かを印刷するためだけのものじゃないってこともある。 そーだそういうことだ◎

感動した! 

2010/03/07 (Sun) 01:06




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