常識人の俺が、観たあとすぐに仕事中の友人たちに電話しまくるほど興奮した傑作「第9地区」
ようやく観ました「第9地区」。
日本公開が決まる前から評判は耳に入ってて「まぁ、機会があれば観るかもね。」くらいに考えてたのですが、コンバット越前とのぶさんが二人とも観たらしくて、二人とも大絶賛。
私がまだ観ていない旨を2人に伝えるやいなや(as soon as)、
以下のような脅しを受けました。
1.「まだ観てねぇのか!バカか!」
2.「おめぇ、ぶっ飛ばすぞ!」
3.「エビに喰われろ!」
はい。というわけで昨日観てきましたよ。
渋谷東急で観ました。前から3番目の真ん中の席。
上映時間は111分。

日本公開が決まる前から評判は耳に入ってて「まぁ、機会があれば観るかもね。」くらいに考えてたのですが、コンバット越前とのぶさんが二人とも観たらしくて、二人とも大絶賛。
私がまだ観ていない旨を2人に伝えるやいなや(as soon as)、
以下のような脅しを受けました。
1.「まだ観てねぇのか!バカか!」
2.「おめぇ、ぶっ飛ばすぞ!」
3.「エビに喰われろ!」
はい。というわけで昨日観てきましたよ。
渋谷東急で観ました。前から3番目の真ん中の席。
上映時間は111分。

私がこの映画について事前に知っていた情報はこんな感じです。
南アフリカのヨハネスブルクの上空に巨大なUFOがやってきた。
UFOはそのまま、何をするわけでもなく、
ずーっと宙に浮いたまま停止してしまった。
南アフリカ政府の対応に世界中が注目した。
南ア政府は、そのUFOをこじ開けて、内部に潜入した。
人類は固唾をのんで見守る。
未知との遭遇、その神秘的な体験を誰もが期待した。
しかしながら、UFO内部にいたのは、
憔悴しきった、栄養失調のエイリアン達。
その数150万匹。
南ア政府は、人道的な配慮から、
彼らをヨハネスブルクの地上に降ろし、
特別な居住区を与えた。それが「第9地区」。
それから20年たった。
「第9地区」は完全にスラムと化していた。
治安の悪化、地元住民による排斥運動など。事態は最悪だ。
そこで政府は、もっと遠くの土地に「第10地区」を設け、
彼らエイリアンを追いやってしまおうと考える。
・・・というところまで知っていたんですよ。
映画のあらすじとしては、これだけでもかなり面白そうだけど、ヨハネスブルクとエイリアンという組み合わせで連想するのは、やはりアパルトヘイトですな。
なるほど、差別問題を寓話化した感じなんだろうな、と。
あー、CGとSFとちょっと社会派な感じね。なんて。
なんかもう、話を聴いただけで観た感じになっていましたよ。
しかしながら、私は間違っていた。謝りたい。
いやぁ、マジでぶっ飛んだ!スゲー面白かった!
アレ何?この凄さはどう説明したらいいんだろうね。
さっきのあらすじの部分なんか、映画開始20分くらいで片付いちゃうよ!
そっからだよ!その後の展開がすげぇの。
あー、これから見る人いいなー。
あー、これから見る人いいなー。
あー、これから見る人いいなー。
ここから下は、ネタバレしますから、
観てない人は、絶対に読まないで。
私が印象に残ったシーンは、
解剖された仲間の死体の前で立ちすくむクリストファーです。
私なら「人類なんぞ、皆殺しにしてやる!」って思うよ。
でも、私がその場のヴィカスだったら、
「やべ、こいつを星に帰したら絶対人類がヤられるわ。」
とも思うだろうし、その反面、
「そんなのいいから、早く俺を元通りにしろよ!」
とも思うだろう。
いわば、人類という共同体を代表するような意識と、
純粋な個人的な願望が同時に起こるのだとおもう。
生理的な感情や利己的な思考というのは、生物にとっては非常に純粋で強い行動原理であるが、家族や社会や民族という共同体意識を持ってしまった場合、その思考の方向性を変えて行かなければならない。いわゆる「大義」や「使命」という概念だ。
このような、個人的感情と使命というものが結びついた時、ようやく物語のヒーローは誕生するのである。
この映画はずっと主人公がいないまま進んで行くが、クライマックスでようやくその「ヒーロー」が誕生する。
社会という共同体の強さと恐ろしさ、
また、個人的感情のしぶとさ、残酷さ、
そんな事を感じつつも、あのパワードスーツや、エイリアンの武器や、爆破のシーンがすげーかっこいい!って思った。
みんなが「人生のベスト級の映画」っていうのがよくわかった。
私の中では、いまのところベスト6位くらいだね。
泣けるシーンがあると、3位くらいまでアップするね。
南アフリカのヨハネスブルクの上空に巨大なUFOがやってきた。
UFOはそのまま、何をするわけでもなく、
ずーっと宙に浮いたまま停止してしまった。
南アフリカ政府の対応に世界中が注目した。
南ア政府は、そのUFOをこじ開けて、内部に潜入した。
人類は固唾をのんで見守る。
未知との遭遇、その神秘的な体験を誰もが期待した。
しかしながら、UFO内部にいたのは、
憔悴しきった、栄養失調のエイリアン達。
その数150万匹。
南ア政府は、人道的な配慮から、
彼らをヨハネスブルクの地上に降ろし、
特別な居住区を与えた。それが「第9地区」。
それから20年たった。
「第9地区」は完全にスラムと化していた。
治安の悪化、地元住民による排斥運動など。事態は最悪だ。
そこで政府は、もっと遠くの土地に「第10地区」を設け、
彼らエイリアンを追いやってしまおうと考える。
・・・というところまで知っていたんですよ。
映画のあらすじとしては、これだけでもかなり面白そうだけど、ヨハネスブルクとエイリアンという組み合わせで連想するのは、やはりアパルトヘイトですな。
なるほど、差別問題を寓話化した感じなんだろうな、と。
あー、CGとSFとちょっと社会派な感じね。なんて。
なんかもう、話を聴いただけで観た感じになっていましたよ。
しかしながら、私は間違っていた。謝りたい。
いやぁ、マジでぶっ飛んだ!スゲー面白かった!
アレ何?この凄さはどう説明したらいいんだろうね。
さっきのあらすじの部分なんか、映画開始20分くらいで片付いちゃうよ!
そっからだよ!その後の展開がすげぇの。
あー、これから見る人いいなー。
あー、これから見る人いいなー。
あー、これから見る人いいなー。
ここから下は、ネタバレしますから、
観てない人は、絶対に読まないで。
私が印象に残ったシーンは、
解剖された仲間の死体の前で立ちすくむクリストファーです。
私なら「人類なんぞ、皆殺しにしてやる!」って思うよ。
でも、私がその場のヴィカスだったら、
「やべ、こいつを星に帰したら絶対人類がヤられるわ。」
とも思うだろうし、その反面、
「そんなのいいから、早く俺を元通りにしろよ!」
とも思うだろう。
いわば、人類という共同体を代表するような意識と、
純粋な個人的な願望が同時に起こるのだとおもう。
生理的な感情や利己的な思考というのは、生物にとっては非常に純粋で強い行動原理であるが、家族や社会や民族という共同体意識を持ってしまった場合、その思考の方向性を変えて行かなければならない。いわゆる「大義」や「使命」という概念だ。
このような、個人的感情と使命というものが結びついた時、ようやく物語のヒーローは誕生するのである。
この映画はずっと主人公がいないまま進んで行くが、クライマックスでようやくその「ヒーロー」が誕生する。
社会という共同体の強さと恐ろしさ、
また、個人的感情のしぶとさ、残酷さ、
そんな事を感じつつも、あのパワードスーツや、エイリアンの武器や、爆破のシーンがすげーかっこいい!って思った。
みんなが「人生のベスト級の映画」っていうのがよくわかった。
私の中では、いまのところベスト6位くらいだね。
泣けるシーンがあると、3位くらいまでアップするね。