普通の日記を書く。
道行く人も薄着だ。薄着はいい。
特に女の人の薄着は喜ばしいものだ。
この喜びの理由の説明はここでは割愛する。
ワールドカップだ。サッカーのだ。
私はずっとこれが苦手だったのだが、今年は見ている。
意外と面白いし、興奮すらする。
わざわざ夜中に起きて、見たりする。面白い。
心から日本のチームを応援しているわけではないが、
応援した方が感情移入できて面白い。
応援するという事を、私は今までにした事が無いかもしれない。
他人を応援する事を、した事が無い。
「応援してるよ。」といった事は、きっと何度もある。
「ガンバレ、負けんなよ」といった事も何度もあるとおもう。
たぶんそんな台詞も、自分が感情移入できて面白いからだろう。
だから私は、他人から応援される事を、屁ほども感じていない。
なんとも思わないのだ。ありがたいなぁ、とも思わない。
でも別に嫌だとも思わない。なんとも感じないだけだ。
何かを応援したくなる気持ちは、理解できる。
応援した方が、しないでいるよりも面白いからだ。
面白い事があった。
昨日、生まれて初めて、自動販売機であたりがでた。
桃ネクターを買ったら、デジタルのスロットの数字が揃った。
全ての缶ジュースのボタンがお金をいれた時と同じように光る。
あたった事の喜びよりも、早くもう一本選ばなきゃ!
早く選ばないと、このボタンの光がきえてしまうかも!
と、焦ってしまい、咄嗟に同じネクターのボタンを押そうとして、
いやいやバカか。同じものを2個選ぶのも頭が悪そうだ、
と、思い直して、何か違うものを!とまた焦って、
どうでもいい「ふるふる杏仁シェイク」を押してしまった。
ああ!なんか違う!と思ったが仕方が無い。振って、飲んだ。
若者につきまとう、この閉塞感とはいったい何だろう。
どこにも行けない、どこに行きたいかわからない。
でも、どこに行ったら良いかはわかる。
ところが、行きたくない。
そんなところだろう。
なりたい自分になる!とか
やりたい事をやれば良いのさ!とか
そういうことばっか言われたから、
その反動で、そうならない。
そうなれないやつは「失敗」と感じる。
閉塞感。
若者はいつだって、反動だ。
お前は家業を継げ!とか
長男だろ!しっかりしろとか
いい歳して、嫁に行け!
とか言われてても、やっぱ反動で、
そうじゃない方向にいっちゃう奴が出てきて、
「失敗だった」と後悔する奴がいる。
閉塞感。
これらはどっちも同じ事、
結局どっちも失敗だ。残念でした。
ということなので、
もしいわゆる「閉塞感」を感じている人がいたら、
まず、失敗した事を認めるのが手っ取り早い。
あー、失敗しちゃったなぁ。と、人に言うのがいい。
なんか、出来なかったわ。と、降参するのがいいとおもう。
今日、妻が朝顔の種を買って来きて、鉢に植えていた。
夏だ。たくさん咲くといい。
朝顔というチョイスがいいぞ、とおもった。
なんだか、素直な感じがする。
すこやかな感じだ。
ラジオ体操とかもいい。
もうすぐ七月だ。夏が来るのが楽しみだ。
今年も高井戸倶楽部の屋上で、ビールが飲みたいんだ。
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